ハイレゾストリーミング配信についてお知らせ


Beagle Kickのハイレゾストリーミング配信の現状は、以下の通りです。

mora qualitas
PCM版のレートを一部96kHz/24bitに変換して納品。
96kHz/24bitを上限として配信。
DSD非対応。APOLLO限定作品は配信しません。
Windows/Mac/iOSは排他モード対応です。Androidは2020年2月現在、排他モードに非対応です。

Amazon Music HD
PCM版のオリジナルレートでハイレゾ配信中。
DSD非対応。APOLLO限定作品は配信しません。
PC用アプリは排他モードに対応しましたが、再生するファイルに合わせてサンプルレートの自動切り替えは行われません。

PrimeSeat
無料音源(タイトルは、e-onkyo無料配信と同一)を配信中。
コード入力から1ヶ月間聴き放題のストリーミングカードを即売会などで頒布中。(1st/2nd)
今後、BOOTHでの通販も予定。ハイレゾを試してみたい方に向けた超特価販売。
オリジナルレートでストリーミング配信。排他モード対応。PCのみ。

※排他モードとは?

OS標準のオーディオエンジンをバイパスして、USB-DAC等のオーディオデバイスに直接信号を送る機能のこと。
排他モードによって、サンプルレートの違う曲でも自動でDACに出力するフォーマットが切り替わってくれます。
排他モードに非対応の場合、既定の形式(Win)やAUDIO MIDI設定(Mac)を逐一変更しても音質の劣化は避けられません。
高音質で聞くためには排他モードは必須の機能と言えます。
 

下記の『不適切な配信』については、すべての配信が停止されました。
経緯の確認のために残しておきます。

「Amazon Music HD」「Deezer HiFi」「OTOTOY」でC Dフォーマットの配信を聴かれた皆さまへ

 
今回、上記3つのサービスにおいて、不適切な配信が行われていた、あるいは今も行われているため、リスナーの皆さんへ説明をさせていただきます。
 

《判明した状況》


下記のサービスで配信されるCD品質の音源は、MP3のデータを変換(デコード)したWAVがマスター(※)となっており、正しい音源ではなかった

※44.1kHz/16bitのWAVマスターではなく、単にMP3をWAVにデコードしただけの音源 

 
Amazon Music HD
同サービス開始直後より、1st/2ndアルバム、SUPER GENOMEのCD品質の配信が行われた
 
Deezer HiFi
他社でロッシー配信されているタイトルと同じタイトルがCD品質で試聴できるようになっている
 
OTOTOY
2ndアルバムとSUPER GENOMEがCDフォーマットでダウンロード販売されていた
 
(実際の購入履歴はないことを確認済み)
 

《行った対応》

Amazon Music HD
11月末にハイレゾ音源と全て差し替え予定
 
Deezer HiFi
対処することが不可能なため、対応は見送り
 
OTOTOY
アーティストや曲名検索で当該音源が引っかからないように処置を行ってもらった
 

《今後》


Amazon Music HD
新譜については、ハイレゾの配信が正しく行われる
HD非契約のリスナーはロッシー品質となる
 
Deezer HiFi
今後新譜の音源は配信されない
 
OTOTOY
今後、CD品質の音源は配信されない
 


 
以上になります。
きっかけは、Amazon Music HDで配信手続きしていないはずのCDフォーマットの音源が見つかったことでした。
その後、各所に調査を重ね、原因を特定し、適切な対応を引き出すまでに非常に長い時間が掛かりました。
発表が遅れましたことをお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
本件について、何かご質問がありましたら、メールにてお願いいたします。